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2018年2月10日更新

開校25周年記念講座 テンペラグリザイユ技法の古典絵画模写 ここまでの流れ


彩色(9月)〜描き込み(1月)、油絵具のグレーズとテンペラによる浮出の繰り返して完成度が上がってきました!


前回の途中経過から早くも半年が経過して季節は真冬の寒さが厳しい1月も末。参加メンバーによる楽しい忘年会などを経て講座もいよいよ終盤に入ってきました。皆さんの作品の完成度と交友がかなり深まったみたいです♪


写真左:アームレストを使って繊細な髪の毛のカールを描きます。明部をテンペラのホワイト、グレーズは油絵具のゴールドオーカーを用います。暗部の深みはカッセルアンバーの深みを用いているようです。    
写真右:テンペラで空の基調色を丹念に塗り、油で色調のつながりを出して繊細な色彩の移行を出していきます。背景が決まると肌の色合いまで変わって見えてきます。


複雑なディーテールが悩ましいですが様々な質感を描き分けることでお互いの質感を高め合います。ここでも油絵具の伸びを利用した階調のつながりとテンペラ絵具の物質感の使い分けが効果的に行われています。    


抵抗感のある空の面塗りと、肌と衣類に用いた半被覆と透層を繰り返した色調が絶妙に響き合っています。下地から透過する輝きが失われないように慎重な塗り重ねが必要です。また不用意な厚塗りによって平滑を損なうのも注意しましょう。


ダ・ヴィンチの特徴とも言える巻き髪のハイライト。巨匠は神業としか思えない正確さと流麗さで描出していますが、生徒さんも丹念な作業で追い込んでいました。    
佳境を迎えた当講座も残り3回を残すのみとなりました晴れて完成する日を乞うご期待下さい!


   

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