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水彩テクニック

セザンヌ セントビクトワール山

純粋な水彩画は、白の絵の具はほとんど使わず、明部には紙の白を利用して描きます。つまり、暗部には濃い色に溶いた絵の具を塗るか、または塗り重ねる回数を多くする。逆に明部はわずかな色の層で描きます。不必要に手の入った水彩画は魅力を失ってしまいます。一度塗った絵の具を筆やスポンジなどで部分的に洗い落とす(消す)ことは可能ですが。紙の白の新鮮さは戻りません。水彩の技法は大胆さと慎重さの両方が必要です。

水彩の用具と素材について見る>>


水彩の基本的な技法

水彩の特徴は、紙の白さを生かして他の画材ではできない明るい鮮やかな線を表現できることです。これを暗い色と対比させることで、さらに輝きを増して見せることができます。

ウォッシュ

ウォッシュとは、筆を一度引くだけでは描けないような広い範囲を均一に描くことです。この、ウォッシュによってできた淡いトーンを重ねていくことによって、調子の変化を作ります。広い範囲を均一にムラなく調子をつけたい場合は大きめの平筆を使います。


表情を作りながら描くウォッシュ

均一に塗ることも一つの技法ですが、水の作る偶然のムラやグラデーションを利用すると、水彩独特の表情が出ます。
一般的には、このようにしてウォッシュによってできた調子の上に細かいタッチや線描などにより細部を描写して仕上げます。


筆捌きを大胆に使い、偶然の水のにじみや混色を楽しむような感覚で描くと、水彩の特徴を生かした自由な表現が出来ます。下に塗った色が乾く前に次の層を加筆するか、乾いてから加筆するかによってもまったく違った表情になります。


どうすれば思い通りの調子になるか。これは経験によって覚えるほかありませんが、まずは、下に塗った色が乾く前に次の層を加筆するか、乾いてから加筆するかを工夫してみましょう。湿った状態の上に重ねると、にじんでぼやけた感じの表現になるし、乾いてから塗ればシャープな表現も出来ます。



ウォッシュによって作った表情の上に細部を書き加えていく

透明水彩の技法は、基本的には明部に紙の白を残しながら描写します。細部を描きこむ時には先の尖った筆で慎重に進めます。

左の花の絵は花びらの白い部分に紙色を残しながら進めています。中心の密度のある部分のシャープな影と花びらの柔らかい影を描き分けることによって、花びらを浮き立たせています。


アルブレヒト・デューラー

線の併用

ディティールの仕上げやアウトラインの誇張には、細い筆を使って線的に描くのが効果的です。右のアルブレヒト・デューラーの作品は、兎の毛の表現を極度に細い線の集積で描かれています。おそらく、基本的なフォルムと全体のトーンを濃いウォッシュと淡いウォッシュを使い分けて描いた上に、細かい線を重ねています。


ドライブラシ(ドライブラッシュ)

ドライブラッシュ

ドライブラシ技法は、筆に最小限の水しか含ませず、紙の上に絵の具をかすらせるように置いていきます。筆に含んだ水分と絵の具の量や筆圧などの関係で表情にはかなりの幅が出せます。適度な表情を理想通りに出せるようになるには経験以外にありません。アンドリューワイエスはこの技法に長けた作家で、多くの名作を残しています。


画像をクリックするとアンドリューワイエスの詳細が見れます。



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